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知恩院三門の楼上で行われたミッドナイト念仏。参拝者が次々に手を合わせ、読経をしていた=2025年4月18日午後8時14分、京都市東山区、新井義顕撮影

 浄土宗総本山の知恩院(京都市東山区)で18日夜から19日朝にかけ、夜通しで念仏を唱える「ミッドナイト念仏」があった。国内最大級とされる木造の三門(国宝)に木魚の音と「南無阿弥陀仏」の声が響き続けた。

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知恩院三門の楼上で行われたミッドナイト念仏。参拝者が次々に手を合わせ、読経をしていた=2025年4月18日午後8時22分、京都市東山区、新井義顕撮影

 浄土宗を開いた法然(1133~1212)の遺徳をしのぶ法要「御忌大会(ぎょきだいえ)」に合わせた恒例行事。三門の楼上(ろうじょう)(上層部)には宝冠釈迦(しゃか)如来の像や十六羅漢像がまつられている。普段は非公開だが、入退室が自由に。参拝者が次々と訪れ、僧侶らと一心に念仏を唱えていた。

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知恩院三門の宝冠釈迦牟尼仏像=2025年4月18日午後8時32分、京都市東山区、新井義顕撮影
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知恩院三門の楼上で行われたミッドナイト念仏。参拝者が次々に手を合わせ、読経をしていた=2025年4月18日午後8時26分、京都市東山区、新井義顕撮影
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知恩院三門の楼上で行われたミッドナイト念仏。参拝者が次々に手を合わせ、読経をしていた=2025年4月18日午後8時24分、京都市東山区、新井義顕撮影

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